目的に合わせた道具、それを使いこなす「手」

  インフルエンザが流行ってます、冬本番ですね。

私は1日のうちにウガイと手洗いを10回以上します。

もちろん業務上最善を尽くすわけですが、これは自分に対しての保護もありますが、私の手を介して別のお客様に風邪などの菌を移さないように注意しています。

 さて日常のいろいろな目的に合わせて便利な「道具」がたくさんありますね。

どうしたらもっと効率よくこの仕事をこなせるだろうか、と常に考え試行錯誤して道具を作り出す人達の「意地と知恵」に私達は大変助けられています。

あたりまえのように使っている道具ですが、使い方を誤るとケガをしたり、壊してしまったり、身に覚えのある方も少なくないと思います。

簡単に使える道具と、プロの仕事をを真似て作られたような扱いの難しい道具なども、簡単に手に入る時代になりました。バリカン

 昔から手先が器用だと人から言われ続けてきた私が、それを自負しはじめた40歳の頃、床屋さんで私の散髪をしてもらっている間、理容師さんの仕事を1時間みっちり観察できる事に気付いた。

常に何かに興味を持っていないといられない私は、また余計なものに目を付けてしまったのです。

 理容師さんの鋏の値段を聞いてみると、何と70,000円程もするそうで、これは買えないと判断しバリカンの値段を聞くとピンからキリまであるそうで、家庭用ならホームセンターに売っていると言うではありませんか。

 目的は私自身の散髪を、手軽に安くすることで、試しに当時10年前に7,000円のバリカンを購入してみた。

家内に散髪を依頼するも当然断られてしまう(笑

「どんな風になっちゃってもいいからやってくれ」と頼むと、「あんた器用なんだから自分でやればいいじゃない」といわれて八ッと気付いた。

確かに理容師さんの仕事を観察して、自分で真似事が出来そうな気がして買ってきたバリカンなのだが、自分の頭を自分で散髪することはできないじゃない(汗

しかし7,000円を無駄にするわけにいかず、家内を説得して実行に踏み切った窶シ

 髪を刈る寸法が選べるため、頭頂部は長め、側頭部は中ぐらい、裾は短め、が基本ですね。

長めの頭頂部は問題ないとして、中ぐらいの側頭部の位置の見極めが難しい。

そこで私が希望する箇所をシッカロールで白くする、これがバッチリ決まり最初にしては時間はかかるけどまあまあな出来になった。

ちなみにシッカロール作戦は理容師さんがやっていたのだ、やはり観察が為になった(笑

なんだかんだそれから10年、3,500円X100回分の散髪代が浮いたわけです。

 まさに習うより慣れた家内の手です、これからもよろしく!

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