男性の自律神経失調症が増えてます。

自律神経失調症といえば、ストレスはもちろんですが、ホルモンバランスが身体に影響を及ばすため、女性に多い症状とされてきました。
たしかに女性の幅広い年齢層の方が、さまざまな症状でお越しになっております。

そんな中、2年ほど前から男性の患者さんの訴えが、はっきりしないものになってきました。
どういうことかと申しますと。
男性の場合「腰が痛くて」あるいは「背中が張って」などの、ここが痛いという申し出がほとんどでした。
ところがここ最近は、
眠れない。
肩が急に凝ってきて頭が痛くなる。
胸が苦しい。
食欲が無い。
イライラする。
ずうっと座って仕事をしているせいか、腰と言うよりお尻が痛い。

などと問診で言ってきます。
これらはまさに自律神経失調症による身体の不調の信号です。
そしてこの症状は40歳代が圧倒的に多いです。

お話を伺うと、おおよその方が長時間労働をされています。
深夜12時頃家路に着き、ご飯を食べて風呂(シャワーだけ)そして寝るだけだそうです。
殆どの男性がこのパターンです。

奥さんと子供さんのいる家庭のある方は、比較的に回復率が良いですね。
食事の栄養バランスを気にしてくれたり、話し相手になって下さる事が改善の糸口に繋がるのでしょうか。


自律神経失調症は、外部からのストレスが主な原因のようです。女性だけではなく、男性の自律神経失調症が増えてます。
そのため、お仕事を含め生活習慣の改善が大切です。
とは言っても”男は仕事”苦しいけれど頼られてナンボです。
投げ出すわけにいきません。
この部分は、私がお力になることは難しいですが、少しでも”言添え”できるよう努力しております。

40歳代というと、会社でも中核に位置するようになり立場上の責務も重くなってきます。
おのずと業務内容も増えてきて、残業も多くなってしまいます。

インターネットで検索すると、男性の自律神経失調症の要因を掲げてあるサイトが目立ちます。

私も楽楽屋にお越しのお客様より伺った悩みキーワードを記載します。
都会だけではなく、茂原市近郊にお勤めの方でもあてはまるものがあるようです。

悩みキーワード(実例)
時代が悪い(現役で正社員として就職できなかった)。

自分の勤めている会社はブラック企業だ。

体育会系の部活をやってこなかったためか、年功序列ができない。

食が細い(肉を食べない)。

酒の席が嫌い(酒をあまり飲まない)。

コミュニケーションのとり方がわからない。

結婚しない(縁が無い)。

家族の介護をしている。

悩みを打ち明ける友達がいない。
(友達がいたとしても、友達が健康であれば自分の症状を理解してもらえそうにないので、相談ができない。

男性の口からこれだけのキーワードを引き出すのも大変です(汗
社会の中核にいる男性はプライドがありますから!

それほど自律神経失調症に悩む男性が多いのです。
しかし、自分の悩みキーワードを言ってくれることで、改善の糸口が少しでも見えてくるかもしれませんよ。

女性より男性の方が、ボキボキというカイロプラクティックによる脊柱矯正を怖がります。
大丈夫です、痛くありませんし危険な事は”いたしません”(^.^)
ただ揉むだけの整体施術よりも効果が期待できますよ。

肩・背中の疲労度チェック

椅子に座り背筋を伸ばして、両腕を飛行機のように肩まで挙げて、横に真っすぐ伸ばしてみましょう。
左の指先から右の指先まで真っすぐです。
肩の高さですョ!
出来てますか?

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