小学校の先生

2日続けて雪景色の朝を迎えた千葉県,茂原市。

寒い、とにかく寒い。

豪雪で大変な思いをされている地方の方々には、大変申し訳ありませんが、私達千葉県人が体験した事のない寒さです。

まだ2月半ば、先が思いやられます。

 
 さて、楽楽屋のお客様の中には、何故か学校の先生が多く、いつも先生の立場として困っておられる事や、教員をしていて嬉しかった事など、私も興味があるので施術しながら、お話を聞かせて頂いております。
 
肩こり、首こり、背中のはり、耳なりなどの症状で、2度目のお越しの小学校の先生から伺ったお話です。

 最近の教室は何故か教壇が無いらしいですね、その癖教室の造りは従来のもののため、黒板が高い(>_<)

「生徒たちに良く見えるように、毎日背伸びをして黒板に書いてます」。

利き手をめいっぱい伸ばし、背伸びをして毎日では、さすがに背中のはり、首のこりに悩まされますよね、「ごくろうさまです」。

 そんな中、その日の新聞で「軽い難聴の小学生が多く、補聴器を着けることで学力が上がってきた」という記事を目にした事を思い出し、その話をしてみたら、その先生が驚いて「軽い難聴の判断をする検査って何処でどうやるのですか?」と質問されてしまった。

たしかに学校の健康診断でも、聴力検査はあるわけで、改めて耳鼻科などの検査を受ける事など殆どありませんよね。

新聞によりますと、通常の会話や普通の音は問題ないのだが、高い音が聞こえにくい子供が増えている、と書いてありました。小学生

 先生いわく、最近の子供は耳から入ってくる情報を理解しよう、あるいは知識として自分の脳に留めようという事が難しいようで、目から入った情報、ビジュアルで判断する、傾向があると仰っていました。

核家族化のため、親御さんが子供にきびしくかなり強い口調で怒鳴り付け接しているご家庭が多いらしく、学校の先生が叱っても親の怒鳴り声よりはマシと判断し、先生の言う事が耳に入らない、学校の方が居心地がいい、となってきているのでしょうか。

この不景気の時代に共働きをしなければやっていけませんよね、小学生のお子さんを持つご両親も必死で生活しているため、言う事を聞いてくれない子供に、ついついホコ先が向いてしまい大きい声が出てしまうのでしょう。

 そのため学校の先生は、まずお母さんの日々の奮闘を誉めてあげる事からはじめるらしい、「よく頑張ったね~、大変でしたね~」とおかあさんを誉めて心を開いてから、学校と家庭での子供の話をし始めなければならないらしいです。

いつもそんな事を考えている最近の先生は、学校から帰っても四六時中お仕事なのですね。

 家より学校の方が楽で楽しいと判断する傾向があるため、金曜日になると明日から2日間家にいる事になるので、元気が無くなる子供がいるそうです。

更に、夏休みが近づいてくる事が嫌だ、と考える子供まで増えているのだそうです。

 
 大きな災害があったり、離れた家族が心配だったり、不景気で経済的にもしんどかったり、子供の教育に行き詰ったり・・・

核家族化ではなくおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に暮らすような生活を見直してみるのも良いのではないでしょうか。

 

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