ストレスには心と身体の開放が必要
少なくて慣れたストレスならば、やり過ごせる時もあるでしょう。
しかしストレスは蓄積される事の方が多いようです。
精神的なものは心に溜まり、肉体的なものは身体に重く溜まっていきます。
しかし現代の生活習慣に於いては、精神と肉体とを分けて考えることではないですね。
楽楽屋の患者さんで、食品会社で製造のパートさんをされている女性がいらっしゃいます。
朝早く大網白里市から茂原市内の会社に出勤しています。
一日中中腰で、長靴とゴム手袋をしているけれど商品がとても冷たく、足元はいつも水が流れている環境の職場です。
長靴って意外と薄くて、靴下を3枚履いてもお尻まで冷えてしまうそうです。
脚、腰、背中、肩、首がいつも辛く、頭痛や吐き気がすることもある、と言うのです。
そんなに辛いのならと転職をお薦めするのですが、一緒に働いている人達が凄く良い人達で、とても居心地が良いのだそうです。
身体の疲れより人間関係が悪い方が嫌で、仕事を変えても良い人間関係の環境かどうか分からないので、このままで良いそうです。
彼女に於いては、身体にはストレスが溜まっているけれど、心にはストレスは無いのかな?
頭痛や吐き気まで感じている状態で、心にストレスが無い筈がありません。
ストレスに支配された心と身体は”解放”されるべき時間が必要です。
解放の方法はいろいろあります。
美味しいものを食べたり好きな映画を観たり、お酒だったり楽楽屋だったりだと思います。
彼女は自由な時間が少ないため、時々楽楽屋の整体施術で自分を解放しています。
「また明日から頑張れる」
そう言ってお帰りになります。