中・高生の膝の痛み オスグッド
千葉市緑区より、中学二年生の男子が膝下の痛みでお母さんと一緒にお越しなりました。
野球部に入って(入らされて)一生懸命練習に励んだあげく、膝の下に強い痛みが発生してしまいました。
医者からは部活をしばらく休むように言われましたが、学校の先生は「これから練習試合が続くので、体育の授業は休んでもいいから、部活には出てくれ!」と頼まれてしまっているそうです。
学校の先生がそんな矛盾した屁理屈を言うのはけしからん話です。
詳しく聞いてみると、野球は9人でプレーするのは分かっていますが、部員が9人なのだそうなのです。
痛みが出たり出なかったり、強かったり弱かったりの繰返しだったそうで、なんとかやりすごして来たのだけれど、さすがに痛みが続いてしまったのでお母さんから「整体やカイロで痛みが緩和しますか?」とご相談を頂きました。
お母さんとは3年程のお付き合いをさせて頂いており、生活環境も知ってます。
成長期に、骨の成長に対し筋肉の成長が追いつかず、バランスが悪くなることで発症する痛みです。
一生懸命に運動をしている子に多く発症します。
もちろん、痛みがあれば運動を控えるべきです。
しかし今回は事情が事情であり、本人もお母さんも何とか練習試合に出たい思いもあって「お母さんに出来る施術法」を伝授してあげることにしました。
私が施術して楽になってもまた明日痛くなる可能性があります。
しばらく運動を休むのであれば私が徹底的に施術をして、安静を保っていただくのですが、今回は明日もできる施術を憶えてもらいました。
お母さんの表情は決して良く理解できた感じではありませんが、やってもらうしかありません。
※本人に練習や試合後に必ず柔軟ストレッチをやるように強くお願いして、お母さんの負担を少しでも減らす約束をしました。
「またすぐ来ます」と言い残してお帰りになりました。
「大丈夫かな」(笑