健康診断の大腸検査で再検査の人が多いらしい

楽楽屋の整体施術の患者さんから、伺ったお話です。

長生郡睦沢町より茂原市内の会社にお勤めの、50歳代の女性です。

女性:「私、3回も下部内視鏡検査を受けたんですよ」。

お尻からカメラを入れる検査です。

私:「それは大変でしたね、体調が悪かったのですか?」と伺うと。

女性:「「どこも悪くないんですけど、健康診断の検便検査で血液反応があったんです、それで専門医の再検査を受けるようにと通知が来たんです」。


とにかく再検査と言われると、ドキッとしますね。

まず仕事を休んで専門医の診察を受けに行き、その時に大腸カメラの予約をして、大腸カメラの検査を受けるために、もう一度仕事を休まなければいけない。

おまけに前日の食事も消化の良い物を18時までに済ませ、それ以降は何も食べてはいけないと言う準備もしなくてはなりません。

そして検査当日は大腸の中をきれいにするために、下剤を飲んで大変です。

私は、受けた事がありませんが。

そして3年間で3回!

毎年大腸カメラの検査を受けた彼女は、いずれも陰性!

健康な大腸と言う結果だったそうです。

いいかげん、この検査を受ける事にイラ立ちを感じた彼女は、「何故毎回異常が無いのに検便検査でひっかかるんですか?」とドクターに質問しました。

すると丁寧なベストアンサーが返ってきました。


「大便に血液が混じる原因は多数あります。

大腸そのものに異常が無くても、硬い便をした時に直腸(ウンチが最後に通る所)に傷がつく場合があります。

柔らかい便をした時も直腸に傷が付く場合があります。

仕事が忙しくて「痔」になっている人もたくさんいます。

そして、近年の検査機器はすこぶる高性能なんです。

たとえば浴槽に1滴の血液が混じったとしても、それを見つけてしまいます」。

それならば仕方がないのかな、と納得させられてしまいました。

以前、テレビで専門のドクターが「大腸癌は発見が早ければ必ず治る病気です!但し早期では自覚症状が全く無いため、できるだけ検査を受けて下さい。

大腸癌で命を落とすなんてもったいないです!!」

と視聴者に呼び掛けていた事がありました。

検便検査で見落とされていたのでは、元も子もありませんよね。大腸癌検査の前の検便検査

医療機器の進歩も凄いものです。

ちなみに楽楽屋のスタッフは『大丈夫でした』。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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