免疫力低下かな口内炎ができた
「年齢と共に免疫力が低下したのだろう」と思うようにします。
私はそれを受け入れます。
口内炎に限らず病気になった時に「自分に限ってそんな筈はない」と考える人たちは治療が遅れます。
「人生で体の不調を感じた事が無い、私は医者に行った事が無い、薬なんて飲んだ事が無い」と言い張る後期高齢者さんがいます。
ちなみに65歳から後期高齢者です。
いつの時代も、健康な60歳代から70歳代の人は同じ台詞を言います。
私はその台詞を整体施術中に30年聞いてきました。
内科的には異常は無かったのでしょう。
血液検査も、おそらく多少の数値オーバーはあったかもしれないけれど、今日までお元気だったのでしょう。
なので、この度発症した「腰の痛み」に納得がいかないのです。
「なんでだろう、こんなこと無かったのに」と整体施術を受けながら不満を言ってます。
痛みが発症してからではストレッチなどできません。
まして今迄ストレッチなんて縁が無いのでやってませんよね。
習慣が無かった事を今から始めるなんて難しい事です。
私たちは「人」なんです、「鉄人」ではないのです。
私たちの身体は「寿命」が電池切れのように終わるものではないので、身体が朽ちていく時には「痛み」を伴います。
釣りの先輩が血液の癌になりました。
「自分は癌にならないだろう」と65歳の時に”保険の見直し”でがん保険を解約したそうです。
いやいや、これからの年齢で私たちは病気になるのに!
その翌年、本人は身体の不調に気付いたそうです。
でも年のせい、疲れているからだ、と思って1年以上放っておきました。
毎朝、凄い寝汗。
頭に「ハゲ」ができてきた。
身体が重い。
そして観念して鴨川市の亀田総合病院を受診しました。
悪性リンパ腫!
抗がん剤の治療が始まります。
がん保険を解約してしまっているので、医療費を稼ぐため入院できません。
仕事をしながら抗がん剤を飲み薬で続けますが「副作用」がハンパではなかったそうです。
口腔内が荒れてしまって食べられない。
食べないと仕事ができない。
68歳の身体には相当厳しい事態だったようです。
更にリンパ腫が転移して長引きました。
しかし本人の「釣りに行きたい」という思いが勝って、見事「寛解」しました。
実に2年半ですよ!!
私は毎週電話して、釣りの話をしました。
釣りが上手な人です。
今年は数年に一度と言われる稀な年で、九十九里海岸で「シロギス」がたくさん釣れました。
病院で「寛解」と告げられ早速釣りに行き、88匹釣って来たそうです。
釣りすぎじゃ( ;∀;)
身体の異常や痛みは、身体からの信号です。
身体の持ち主さんが責任をもってメンテナンスしてあげてください。


