宿泊予約サイトの存在の意味
いつごろからか宿泊予約サイトと言う代理業的なものがあります。
じゃらんとか楽天トラベルとか。
この10数年、大型犬が2頭いるため、旅行という行動から遠ざかっておりました。
還暦を機に、少しづつ、本当に時々「温泉に行きたいな」と思うようになってきました。
とは言ってもコロナ禍です、あまり派手な行動はいけません。
公共の交通機関を使わずに、1泊程度の近場の旅を計画いたしました。
「源泉かけ流しの濁り湯に入りたい」
千葉県の茂原市からの近場と言えば、やはり「箱根」しかありません。
インターネットで宿をさがすため、検索窓に「箱根 濁り湯」と打ち込んで検索すると、たくさんの宿泊予約サイトがでてきます。
とりあえず情報を得るためなので、何でもいいからサイトを開きます。
見づらかったり、他の県に誘導されたりゴチャゴチャやっているうちに、『県民割』が気になり「箱根 濁り湯 県民割」と打ち込んで検索して、目についたサイトを開くと「ゆこゆこ」と言う予約サイトでした。
面倒なので直接予約サイトに電話をしました。
こちらの要望を言って相談すると「先ずサイトにログインして希望の宿を選び、その先の手続きが面倒でしたら同じ番号にお電話ください、オペレーターが宿の予約と県民割の手続きをいたします」。
なのだそうで、「ゆこゆこ」という予約サイトのアカウントを取りログインして宿を選んで、もう一度電話をかけました。
日程を告げ禁煙室を希望したのですが、「ゆこゆこ」の割引プランで用意された部屋では既に禁煙室が空いていないらしく、しかたがないので1ランク上の部屋で禁煙室を予約しました。
神奈川県民割も1人あたり3,000円の値引きが出来てラッキーです!
◇ここで、”「ゆこゆこ」の割引プランで用意された部屋”という言葉が少しひっかかりましたが、面倒なので言われた通りにしました。
さて宿も取れたし、仕事で整体の患者さんに迷惑をかけないように、段取りをします。
せっかく車で箱根まで行くのだから、コロナで疎遠になっていた山梨の親戚に顔を出して行こうと、お土産の富里のスイカと白子のタマネギと上総一宮のトマトを買いあさり準備を進めます。
メロンのシーズンなのですが、私がメロンが嫌いなため絶対スイカです!
ところが予定日が近づいて来ると、台風4号も近づいて来るではありませんか。
「ゆこゆこ」で予約をした時にキャンセル料の説明を受け、宿泊予定日の2日前から2割のキャンセル料が発生する事を聞かされています。
現在予約日2日前、台風4号の動きが表面化され正に予約日とビンゴ状態!
これは緊急事態なので予約サイトに相談しようと思ったのですが、ここは宿に直接電話してみようと思いそうしました。
「ゆこゆこ」の淡々としたオペレーターの声とは違い、快い声で宿のフロントの方が取り次いでくれました。
こちらの事情を話します。
そしてキャンセルではなく1週先に「変更」して欲しい旨を伝えます。
結果は、「キャンセル料は発生せず、「ゆこゆこ」は宿の方からキャンセルしておきます」とのこと。
聞けば、予約サイトは「日程変更」の場合でもキャンセル料が取られるらしい。
しかし宿の方で責任もってキャンセルしてくれるそうです。
そして、禁煙室はランクを上げなくても空いています。
確認すると変更前も禁煙室は空いてたそうです。
更に神奈川県民割は1人あたり5,000円値引き適応だそうで、当初の「ゆこゆこ」から予約した料金より2人分で5,000円以上もお安くなったではありませんか!!!
サイトでの予約時にひっかかった”「ゆこゆこ」の割引プランで用意された部屋”と言う意味がわかりました。
部屋数を限定してランクを上げさせるのですね、きっと。
そして神奈川県民割においても、1人あたり2,000円がサイトの儲けになるのでしょう、きっと。
何のメリットも無くサイトが運営されるわけがありません。
予約サイトの方が面倒なく便利に感じる人もいるのでしょう。
オフシーズンなど破格の場合もあってお得な事もあるそうです。
じゃらんや楽天等のポイントを貯められている人は、予約サイトの方が扱いやすいのかもしれません。
私の感想としては、予約や問い合わせは直接宿に電話を掛ける方が良いと思いました、従来のやりかたです。
2度と予約サイトは使わないことにします。
部屋についての質問や、料理の好き嫌いなど多少の無理も聞いてもらえると思うので、最初からお宿に直接電話をかけた方が人間同士の親しみを感じると思います。
但し、電話での受け答えや要望を聞くことを面倒がる宿があります。
「楽天から予約してください」と言われたことがあります。
画像は自宅で実った梅です。
今年は少ししか収穫できませんでしたが、大きい!!
第2の梅雨が長くて、やっと干せました。