毎年12月からは本業のメジナ釣りが始まります
すみません、あくまでも本業は整体・カイロプラクティックの手技療法家です!
12月から翌年の4月上旬頃まで、ウキと撒き餌を使ったフカセ釣りと言うスタイルで、メジナという魚を狙っています。
その後4月後半頃からは、九十九里海岸でイシモチという魚を投げ釣りで狙っています。
そして7月頃から、南房総でシロギス釣りを11月まで行います。
その中でメジナ釣りが本業です(笑
本来ならば海の状況に合わせて「狙う魚種を選ぶ」ものだと思いますが、私は12月になれば海の状況など関係なしにメジナ狙いとします。
今年も12月4日の定休日に行ってまいりました。
が、水温が異常に高く本命に出会えず、まいりました((+_+))
それでも懲りずに翌週の11日に行ってまいりました。
天気よし!
風向きよし!
でも今日は腰が痛い(*_*)
そんな事は関係なしに、ウェーダーを着て荷物を背負ってポイントへ向かいます。
平日なので、釣りをやりたいポイントもきっと空いているだろうと思っていたのですが、止めてある車の数と見渡せるエリアにいる釣り人の数が1人合わない。
尾根を廻って私が行こうとするポイントが見えてきたら「Oh~先行者がいた(>_<)」
1人だし、まあいいか。
荷物を降ろして「すみません、隣に入りますよ」と声をかけた。
返事が無い。
聞こえないのかな、それとも性格の悪い嫌な奴なのかな?
いずれにしても、もう一度デカい声で『おはようございます、隣入るよ』。
と声をかけたら、振り向いて「どうぞ、どうぞ」って。
あ~気の小さい人か(-_-)
まあいいや、準備を始めます。
先行者の釣りスタイルは「カゴ釣り」といって、太い竿に太い糸、デカい羽根の付いた浮きにマキ餌を入れたカゴをつけて遠投するもの。
本来、千葉県の磯ではあまりやる人はおらず、やるとしたらおおよそ場所が限られる釣り方です。
水温が下がりフカセ釣り師が増えて来る季節では、敬遠されるものです。
まあ先週に引き続き水温も高そうだし、気の小さそうな「おそらくビギナーっぽい」感じなのでいいでしょ!
右の遠~くに投げているし。
私は左正面で釣りをします。
しばらくすると「コーヒー飲みますか?インスタントですけど」と声をかけられました。
見るとコンロで沸かしているではありませんか。
短時間勝負なので、そんな暇は私には無いのですが、「彼はきっと自分の為に、私にもコーヒーを入れてくれるのだろう」と思い、せっかくなのでいただくことにしました。
冷たい北風の中、湯気をあげた紙コップを持ってきてくれました。
「熱いですよ、ここに置いておきます」。
感謝をしていただきました、ありがとうございます。
ところがお世辞にもクソ不味い「なんじゃいこりゃ」。
お礼に釣り知識をざっとお話してあげました。
彼はやはりビギナー君で、私の知識は一杯のコーヒーより価値があったようで喜んでくれました。
実釣開始10分程で、33㎝級の本命メジナが喰ってきました。
それを見ていたビギナー君は「すごい、すごい」の連発( ;∀;)
「これはクチブトメジナですか?」
「そうだよ(汗」
しばらく「すごい、すごい」を連呼していました。
おいおい!
私としては意外と早くに喰ってきたので、今日はいいかも!と期待をします。
何より、高水温に合わせて自分で配合した撒き餌が「ビンゴ」だった事がうれしい(^^)
ところが2尾、3尾と続く予定がそうも行かず、1時間ほどシ~ンと波の音だけになってしまいました。
そしてようやく同じサイズの2尾目が喰ってくれました。
続けて3尾目!
そして4尾目に36㎝級の黒鯛が喰ってきて、その後またシ~ン。
いつも思う事ですが、このたま~に立て続けに喰ってきて、またすぐに喰わなくなる。
この間約20分くらいです。
もしこの時間に昼飯でも食べていたなら、この20分に気付かずじまいなわけです。
海は甘くないです。
ビギナー君はというと、3尾連続で釣っていた私の方を見て、口をぽか~んと開けています。
『爆釣ですね!!こんなに釣る人を始めて見ました』
だって。
私としては、私よりたくさん釣る人達をたくさん知ってます。
実釣開始から5時間経過の15時30分に、本日目標の8尾目が喰って来てくれてコンプリート!
集合写真の後に8尾目が来ました、念のため。
ビギナー君も遠投深棚で40㎝級のカツオを1尾釣って喜んで写真を撮っていました。
先週のリベンジができて良かったでした(^_-)