転ばぬ先のエアコン工事2
2年前に自宅のエアコンが壊れて買い替えを行っているので、近年は延長コードでの取り付けは許可されない事を承知しております。
楽楽屋は古い民家を購入しているので、電気の配線や電話線がどこがどうなっているのかわかりません。
現在のエアコンの設置されている場所の凄く近くに、コンセントがあるのですが、電気が通電しているのかわかりません。
通常のコンセント口では無いので、素人には確認ができないのです。
そのため13年前は延長コードでの設置で良かったので、確実に通電しているコンセントを利用しておりました。
しかし今回はそうは行きません。
実は先日、楽楽屋の整体の患者さんで茂原市内の電気工事屋さんがいらっしゃいまして、その方がお越しの時に相談したところ、車に戻って「テスター」を持ってきて検査してくれました。
電:「あ~先生これきてないよ(通電していない)」。
私:じゃあしょうがないね、ありがとうございます」。
電:「分電盤はどこ?」
分電盤の近くの壁上部に、無理やり作ったようなコンセントだけがある。
以前から気になっていました。
そのコンセントを見た電気屋さんが分電盤を開けて。
電:「1個外した配線があるな、これを外してこっちの壁に付いてるコンセントに繋いだみたいだな」。
電:「この外してある配線が、あっちのコンセントの分かもよ」。
と言ってその外してある2本の配線を繋いで、今回使いたいコンセントにテスターを差し込むと!
ピピーピピー!
電:「先生、ビンゴだ、きてるきてる(通電している、通電している)」。
電気屋さん神ぃ~~ヽ(^o^)丿
さすが長くご商売をされているだけあって、『1件の家における人々の生活の都合』を読み取り検証していくなんて凄い!
先日の左官屋さんといい、日本の家と人の生活を理解しているプロは貴重だと本気で思わされました。
そんな事があったので、私には自信があったのです、へっへ~!
エアコンの取り付け業者さんが、テスターで通電の確認をしました。
ピピーッと鳴らない。
エアコン業者:「通電してませんね、配線工事の他、この分電盤はキャパがないから取り換えになると工事込みで70,000円くらいになりますよ」。
と言ってきた。
何が分電盤だ。
何を言っているんだこいつはと思ったけれど、余計な事を言わずに(もう還暦なので)
「通電している確認をとってあるから、きちんと検査しなさい、後で困るのは君だよ」。
と、言ってあげました。
驚いたように検査をやり直し、通電が確認されました。
しかし、私が事前に確認してなかったらエアコン2台分くらいの費用を取られていたかもしれません。
結局、標準取り付け工事内に収まる環境であることになり、無事に交換ができました。
今度のエアコンは『ナノイー』??付きだから空気がきれいだそうです!