夏の頭痛と自律神経

夏に向けて、気温の高い日と涼しい日が交互に訪れてきます。
季節の変わり目なのでしかたがない事なのですが、徐々に暑い日が増えて来てます。
私たちの住む千葉県長生郡・茂原市近郊は、6月20日現在九十九里浜からの浜風が吹いておりまして、お日様のパワーを和らいでくれています。

先日、午後からご予約さま分の施術が終わって時間があったので、母親が入院している千葉市若葉区まで見舞いに行ってきました。
ところが千葉市は茂原市より標高があるためか、浜風などあるわけもなく、暑いのなんの(汗
楽楽屋から車で10分位の、千葉市緑区にさしかかると、途端に気温が上がりました。
「茂原は涼しいんだなぁ、とつくづく感じました」東風様様ですね!
体調を壊さないように、着たり脱いだり、掛け布団も夏掛けと普通の布団を使い分けして過ごしましょう。


気温が高くなって来ると、私たちの身体は血圧が低下気味になっていきます。
決して急な変化ではなく、少々下がり傾向になります、眠くなります。
これにより、いつも感じているうっとうしい肩こりや背中の張り感などが、幾分か和らいだ感覚になります。
まあ、それはそれで少しでも楽な感覚で過ごせているのは良しと思います。
しかしこの理屈から言うと、それは楽になったのではなく楽になった気がするのですね!

例年夏になると患者さんより、「急に頭が痛くなったんです」、「いつもの市販薬が効かないんです」と言う声をよく聞きます。
お話を伺うと、「そう言えば最近肩こりが少し楽だった」という方が意外といらっしゃいます。
すべての方が同じ原因で頭痛になっているわけではありませんが、頭痛患者さんの背中に触れるとパンパンに硬くなっております。
いつもの肩こりに気付かず、それが実は強い”こり”に進行してしまい、突然の頭痛という症状になったのではないかと思います。

強い背中の張りは、腰痛も引き起こします!
強い背中の張りは、安眠もさせてくれません!
首と背中が張ると横隔膜が硬くなり、消化器系の運動能力が低下して”食欲がなくなります。
無理して食べても「逆流性食道炎」などの症状に進行する可能性もあります。
睡眠不足もあって、消化機能が低下するということは、副交感神経が働いてくれません。
そして自律神経のリズムが乱れてしまいます。

たとえばこれを「夏バテ」という言葉で処理してよいのでしょうか?

人によってはこの3文字で済ませられない、切実な症状があります。

よく食べてよく眠れることが健康につながりますね!

 

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