成犬の避妊手術1

昨年の12月より、我が家で一緒に生活しているゴールデンレトリーバーの小波♀です。

生後1歳と1ヶ月で保護犬として我が家に来たのですが、以前の飼い主さんが躾もろくにせず、避妊手術もせずで、最初はガチャガチャな野生犬のようでした。

それから5ヶ月、待つ事を覚え? 褒められる喜びを知り、表情も変わってきました。

未だガチャガチャですが、きっと飼い主さんに甘える機会も無かったのでしょうから、まだ1歳6ヶ月の若犬なので、大目に見ています。

いずれはドッグトレーナーさんに見てもらうかもしれませんが(^_^;)

さて、先々代のゴールデンレトリーバーも♀だったのですが、ホルモンバランスや自律神経を考えて避妊はせず、生活をしておりました。

ところが7歳位の頃に子宮内膜症になってしまい、苦しい思いをさせてしまいました。

結局手術をして完治したのですが、お腹が痛そうで可哀そうでした。

その教訓を生かし、次の先代は生後9か月で避妊手術をしました。

成犬になる前に避妊すると、感覚が子供の頃のままで、良く寝て穏やかな犬になるそうです。

本当に、一緒に居て何不自由なく気楽に付き合える良い犬でした。

が、しかし、今度は既に1歳を過ぎた成犬で、しかもガチャガチャです。

しかたがないので、慌てて避妊手術をせず躾を中心に5ヶ月が経過しました。

そして本犬が私達が飼い主だと認識?したであろう”ころ合い”で避妊手術を段取りました。

近年では「どの犬も乗り越える壁」と思って、近所の動物病院で診察と手術前の約束事などの打ち合わせをしました。

本当は先々代と先代の手術をしてくれた病院でお願いしたかったのですが、その先生は辞めちゃって何処にいるのかわからないのです。

茂原市民体育館から徒歩3分位の動物病院にお世話になりました。

こちらは犬・猫だけでなくフェレットやウサギも診てくれる獣医さんです。

問題が2つ浮上しました。

1つは手術当日は『朝飯抜き』です。

人間の手術もそうなのでわかっちゃいるけど、大変なんですこれが!!!

「飯命」の小波さんです。

私との主従関係も「食べ物」で成り立っている感じがあります。

朝ご飯を食べさせずに時間を過ごすのは「間が持たない、この犬は”発狂”するかもしれない」と病院に相談したら、「9時からの営業なので9時に連れて来ていいですよ」と言ってくれたので9時までゴマカシゴマカシの時間潰しです。

いつも朝6時30分にキャンキャン言い出します。

「朝だ、オシッコだ、ご飯だ」と叫びます、ムカつきます!!

ここで話がそれますが、昨年の12月4日に初めて我が家に来た晩から、今まで1度も夜中に泣かないのですよ!

警戒のオンオンという何かを追い払う声は時々発しますが、夜泣きはゼロです。

一つくらいは褒める所があって良かったです。


午前9時の開院までの時間を少しでも少なくするために、朝6時30分の彼女の「腹時計」を遅らせる作戦を考えました。

1週間かけて朝7時過ぎまで、私達が起きて2階から降りて行かないようにしました。朝飯代わりにボールで遊ぶゴールデンレトリーバー

キャンキャン泣いても無視。

そのうち諦めて黙り、また泣き出すを繰り返しました。

結局、当日の朝は7時30分まで引っ張りました。

そして雨のやみ間にお散歩。

時間が遅かったことに対して、私に怒る怒るの狂乱でしたが我慢です。

8時20分、さてボール大好きの性分を利用して、朝ごはんは新品のボールです。

硬いのではなく、本犬が噛み切れるタイプのギリギリのやつ!

1個を20分で破壊。

8時40分。

2つ目のボールは一番好きなボール。

これは10分で破壊。

8時50分。

外は雨、歩いて病院へ行けば時間が稼げるけれど、犬を濡らすと面倒くさいので時間まで我慢して待機。

何とか9時30分に病院に入り、採血をして医師が「はい、おあずかりします」で一安心。

11時ご予約の整体の患者さんに間に合いました。

さて一安心も束の間、次なるもう1つの問題が待ち構えています。

~~つづく~~

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