苦労した叩き上げは相手の立場に立てる人

施術のお話では無いのですが、日々私が感じた事を書かせていただきます。

お笑い番組が好きな方は多いと思います。
内容を視聴して”くだらない”と感じる物もあれば”なるほど”と感じさせる物もあります。
見る側にとっては面白ければどっちでも良いのですけどね。

”なるほど”と思わせる物の中には、一つの職業やスポーツをはじめ歴史や鉄道の詳細まで「特化」したテーマで、良く調べられた物があることに驚かされます。

そして彼らは経験から、ネタを演じる時に言葉を”噛んで”しまうと面白くならないことをよく知っています。
決して噛んだり、間違えたりしてはいけません。
特に売り出し中の出番の少ない演者であれば尚更です。
もう使ってもらえません。
ベテランでもテレビ出演の少ない演者は、噛まないように気をつけて、自分たちで考え挙げた渾身のネタの面白さが視聴者に伝わるように必死です。

そんな番組が好きな私は、芸人の口調というかテンポというか聞きやすい演者に興味を持ってしまいます。
そして才ある方はネタ以外のバラエティ番組でも、機転が利いて面白い言葉が飛び出してきます。
本当に感心します、頭が良くないと出来ないと思います。
そして聞き入れやすい”それ”に耳慣れしていきます。


さて、最近アナウンサーがよく噛みます
事前に渡された原稿を読むだけなのに噛みますね。
ニュースはNHKで視聴しておりますが、朝のニュース番組など女性も男性も多く噛みます、最近特に感じます。
伝われば良いのでしょうが、噛まれるとその先の言葉が受け入れにくくなってしまいます。

立場が違うけれど実力のある芸人は、その滑舌の良さと声の張りで聞きやすい上に、状況の変化を見逃さず面白い言葉をポンポンと連発させる頭の良さが買われて、番組のメイン司会者をやっている人もいますね。
立派だと思います。

病院やクリニックの医者も滑舌の悪い人がいますね、そして声も小さい。
こっち見ないし!
聞き取れなかったからもう一度聞き直すと”医学用語”のため結局何を言っているのかわからない。

家電売り場でパソコンの調子を相談しても、カタカナのパソコン用語で何を言っているのかわからない。
店員の人は「自分は何でも知っているから凄いだろう」と言わんばかりの口調で喋るのだけど、わからない。
これは、相手の立場になっていないからだと思います。

自分の身体はどのような状態なのか、今後どのような治療になるのか、次に投薬される薬の効果や副作用は…
患者さん本人を含め家族は良く聞いて理解する権利があります。

アナウンサーも医師も専門職の人も、心を込めて丁寧に話せば伝わると思うのですが。楽楽屋の梅2018

※画像は我が家の梅です、たくさん実りました!
昨年は不作だったので、もう梅干しが無くなってしまいました。
今年は上手に干しましょう。

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