草取りと腰痛、股関節痛の関係
残暑きびしい千葉県茂原市です、熱帯のように蒸してます。
さて、初夏からずっと庭の草に悩まされているのですが、この暑さで日中はとてもできないですね。
朝早くに時間があれば草取りをしますが、6時30分頃にはもう暑くてやってられません。
楽楽屋のお客様も、たまのお休みに一生懸命草取りをされて、翌日腰痛でお越しになる方が少なくありません。
しゃがんで草取りをするとどうして腰が痛くなるのでしょう。
1、連日この暑さの中で勤務して、背中の筋肉が疲労しています。
汗で濡れた下着は身体を冷やすので、腰や背中の筋肉が硬くなっています。
2、「しゃがむ」という姿勢により、骨盤組織の下側にある「股関節部分」が後方に圧しつけられます。
骨盤という一枚板のような構造の下側が後方へ圧しつけられると、上側は前方へ移動する形になります、「前傾」です。
上側とは、ちょうどウエストの辺りになります、この箇所が骨盤の上側に圧迫される形で、草取りが進行されます。
3、少々の作業ならよいのですが、足がしびれるまで続けると太ももの表側に張りを感じます。
「しゃがむ」姿勢のためお尻の筋肉も緊張されているので、「ウエストの辺りからお尻にかけて痛い」となってしまいます。
人によっては膝の上まで痛くなります。
4、ここで頼りになるのがエネルギー量の多い背中の筋肉なのですが、あいにく日々のお仕事と猛暑で疲労しています。
そのため、前傾に圧迫されている形で作業を続けている「骨盤」が更なる背中の筋肉の委縮により、吊りあげられる形になってしまいます。
立ちあがる時に左右の腰が痛い、立ってしばらくすると痛みが無くなるけど、ずっと立っていると痛い、となります。
股関節組織も後方へ変位する形になっているため、痛みとなってしまいます。
背中の筋肉の疲労加減によっては、肩の筋肉をも緊張させるので、「肩から首にかけて痛い」も出現します。
やっかいですね!草はどんどん生えていくし…
食事や睡眠で疲労を少しでもとっていく事が必要だと思います。
仰向けで寝ると腰が痛いようでしたら、疲れがとれません、ご相談ください。
0475-22-7147