施術者の身体の疲労(^^ゞ
日没が早くなりました、私たちの住む千葉県茂原市は夕日が西方の長柄町方面の山々に沈んでしまうため、17時頃にはうす暗くなってしまいます。
秋深し、お書道でもしましょうか!
さて、私だって身体の痛みは出ます。
カイロプラクティックの技能者ならば、誰でも悩む施術中の自分の姿勢。
うつ伏せに寝て頂いた患者様・お客様の左側方に必ず立ち、自分の身体の正中線を患者様の脊柱に映しこんで歪みを見つけ出す(視診)が基本となります。
このとき、施術者の身体は患者様の真上になるよう身を乗り出すため、右下肢に殆どの体重が乗り、左下肢は骨盤ごと浮いた状態になります。
この姿勢を続けていると、と言うか慣れてしまい私の場合、「視診」以外の腰部や肋骨の弛緩などの施術も右足だけの片足立ちで行うようになってしまいました。
左下肢にあまり体重を乗せない、いわゆる「左非荷重」”左側腸骨(骨盤)上前方変位”という立派な歪みを故意的に形成してしまっているのです。
その為左側の股関節が痛く、しゃがめない、立ちあがれない、階段がシンドイ日々が続くことになってしまいました。
当然体幹に値する右側の肩が動きにくくなり、仕事をはじめ、お書道にも影響がでて参りました。
さすがにこれはイカンと危機感を感じ、家内にうつ伏せの状態での下肢の長さを計測してもらったら、「左側が3.5cmも長いよ!」との事でした。
50歳くらいの頃までは施術者の身体作りとして、腰部筋のストレッチ・スクワット・足蹴り・腕立て伏せ・腹筋などをきちっとやっていました。
しかし最近、朝それらをやると何となく疲れてしまうのです。
今まで出来た事がだんだん出来にくくなる中高年なのですね。
歳かな…などとがっかりする事ではありません。
私は自分の身体を利用して、年齢と共に変化して行く「人の身体」を勉強しています。
自分で体感しているので、実にわかりやすく、そして何より説得力が強いのです!
私自信の身体の状態を承知して仮説を立て、私が自分にしてほしい施術を家内に説明しながら施します。
そして「これと同じ事を私にしてください」とお願して、あ~でもない、こ~でもないと注文をつけながら施術してもらいました(笑
家内の施術とは言え楽楽屋の施術です。
その直後は少し腰が軽くなった程度でしたが、翌朝より股関節の痛みが無くなり、立ち座りはもちろんしゃがむ事が容易になりました。
「たすかった~」って感じです。
同じ症状の中高年の方に、自信を持って施術できます。
「身をもって知る」ですね。
この施術で杖を使っていた80代の方も歩けるようになっています。
もちろんすべての方に同じ結果を導く事は難しいかもしれませんが、他に無い技です。
ためしてみませんか? 0475-22-7147