塩分と高血圧2 腎臓の病気

身体に必要以上の塩分を摂取した場合、それを身体から排出してくれるのは「腎臓」です。

腎臓は身体に必要以上の塩分の他に、老廃物などを濾過して尿として排出してくれます。

そのため塩分が多すぎることが日常のように続くと、腎臓が疲れてしまい、機能しにくい状態になってしまいます。

そして腎臓の場合、機能が更に低下してしまうと、お薬などで機能を回復させることができません。

機能低下、あるいは機能しなくなった腎臓の働きを補うためには、透析療法が必要になる場合があります。


腎臓の働きに戻りますが、身体に必要以上の塩分を排出する時に、塩分と相性の良いカルシウムを一緒に排出してしまうそうです。

塩分を多く摂取すればするほど、身体の中のカルシウムを一緒に排出してしまうのです。

それは、塩分と同時に食べた食品のカルシウムだけでは事足りず、体内のカルシウムをも排出してしまい、更に骨のカルシウムまで排出してしまうそうです。

それにより骨粗鬆症を引き起こすことにもつながってしまいます。

なかなか治らない長い腰痛や股関節、膝痛の原因になります。

タンパク質やカルシウムをたくさん食べていても、塩分が多い食事では悪い連鎖になるようですね。

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