ストレートネックと自律神経

気温の上昇変化に伴って、だんだん寝苦しい夜が続くようになって来ますね。
私達の住む千葉県茂原市は、九十九里浜からの浜風でまだ熱帯夜にはなっていません、快適です。ストレートネックと自律神経失調症と胸郭出口症候群

疲労やストレスで背中が張り、仰向けで寝ると腰が浮くような感覚(ウェストの辺りが布団に触れていない)を覚え、腰の痛みや息苦しさをも感じ、どうしても横向きになって凌ぐことが増えてきます。
「昨夜は暑くて眠れなかった」こんなことが続くと、次第に肩甲骨から首にかけて痛みや違和感を感じるようになります。
横向きで眠ることがいけないわけではありませんが、寝苦しい中でやっと眠りに着いた姿勢からの寝返りの頻度が、少なくなるように思います。
わかりやすく言うと、朝まで同じ方向を向いて固まって寝てしまうのです。
徐々に肩・首に寝違いのような痛みを感じる事が増えてきます。
肩甲骨・肩・首が痛いから首を伸ばすような行為をして緩和させようとします。

お仕事でパソコンをみる姿勢が辛く、背中を伸ばそうとして肩甲骨の下辺りから腰の上部周辺に力を入れてしまいます。
この力む事が凝っている肩・首に対し、更に負荷をもたらします。
水分補給はとても大切ですが、胃腸が弱っていると消化不良を起こし下痢をしてしまいます。

寝不足やストレスで胃腸をはじめ内臓が疲労してくると、首の筋肉が強く凝るようになり、身体が前傾になり顔が前に出るような姿勢になってきます。
この段階であまりにも身体が辛く、整形外科を受診してレントゲンを撮ってもらうと「ストレートネックですね、これは治らないね」といわれてしまいます。
そして、気付くと「巻肩」になっています。
この「巻肩」が鎖骨を歪ませてしまい、鎖骨が歪むことで「胸郭」の出口が小さくなり、頚椎動脈、鎖骨下静脈の流れが悪くなって、脳に酸素が行きにくくなり、手のシビレや治りにくい頭痛を発症してしまいます。
中高年の方は五十肩も心配ですね。

横隔膜も硬くなり、逆流性食道炎にも繋がってしまうこともあります。

胸郭出口症候群をご紹介しております、ご参考になさってください。


すごく脅かしてしまうような記載で申し訳ございません。
ストレートネックや巻肩は、生活習慣に原因があるのです。
そしてそれを放置しておくと、各所内臓疾患につながってしまう事があります。

念のため申しておきますと、これらと逆の場合もあります。
もともと胃腸が弱かったり、内臓疾患のある方は運動等の頻度も少ないためか、首から胸の筋力が低下している場合、次第に顔が前に出るような姿勢になってしまう事があります。

この他、交通事故などの外傷性の場合もあります。

楽楽屋にお越しの患者様数名の訴えは、最初は”背中のハリと頭痛”という症状を私に申しつける場合が多いです。
そして施術中に、胃腸が弱いとか逆流性食道炎になったとか、整形外科でストレートネックと言われたとか、追加注文が出て来ます(笑

施術後は、ご年齢にもよりますが、身体の軸が構築され、きれいな背中になって帰られます。

施術期間は症状により個人差がありますが、生活習慣からのストレートネックや巻肩は、改善されています。

カイロプラクティックにより内科的疾患も緩和される場合が多いですが、症状によって「医療と共に」治療して行きましょう。

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