春はセロトニンが出にくくなるそうです!

茂原市民体育館のさくら4月と聞いて天気が良く気温も上昇してくると、気分も晴れ晴れしてきます。
しかし翌日は雲が多くなり、憂鬱な雨降り。
私達の住む千葉県茂原市も、桜が満開なのですが雨や曇り空の日が続いています。
この気温差と天候の変化に身体と精神がついて行けません。
そこへ「新年度スタート、元気にがんばろう‼」などの社会的指令のような掛け声に支配されて、気持ちが焦り、ここでもまた自分はついて行けず鬱々とした気分になってしまう等の相談を受ける季節でもあります。
現代病なのでしょうか。

「春眠暁を覚えず」昔は「春」の代名詞でした。
今はこの「ことわざ」をあまり耳にしません。
逆に「眠れない」という人がとても増えています。
楽楽屋にお越しの方に多い症状として、昼間眠い・身体がだるい・イライラする、この他に手足のシビレ・肩こり・頭痛と自律神経失調症のお決まりのパターンです。

春はセロトニン(気分を良くするホルモン)や、ドーパミン(やる気を出すホルモン)が減少する、と言われています。
整体術やカイロプラクティックによる自律神経失調症に対する施術も、身体が楽になる事で気分が良くなり、セロトニン分泌につながります。
それも良いと思いますが、不調になりにくい身体作りが大切です。

そこで春の不調の大きな原因として『身体の冷え』が注目されていますので少し書かせていただきます。
まず最も注意すべきは「寝冷え」です。
冬の間使っていた寝具が暑苦しくなって肌蹴たり、掛け布団を薄くしたりします。
寝具と室温の調和が出来ていないと「春眠暁を覚えず」とは行かず睡眠不足になってしまいます。
睡眠不足は自律神経の大敵ですね、眠れないと「副交感神経が働けず」消化能力も低下して下痢や便秘の原因になります。
もちろんセロトニン・ドーパミンを作るための体内の酵素が低下してしまいます。

そしてもう一つ昼間の冷え、ファッションによる冷えがあります。
言うまでもありませんが、これはご自身が承知してなされている事なので、私が改めて申し上げる事ではありません。

たとえば脚を冷やすと冷えた冷たい血液が脚から心臓に帰ってきます。
長時間繰り返すと身体中の血液温度が下がり、末梢部(足先や手指先)の痛みやシビレを引き起こします。
当然内臓も冷やされるので、消化能力が低下と言うより止まってしまいます。

私達の身体は、昼間行動している時間帯は「交換神経」で動いています。
しかし内臓の働きは『昼間、少しだけ働いてくれている副交感神経で動いています』。
この『昼間、少しだけ働いてくれている副交感神経』は少しだけ働いてくれているので、過剰なストレスや身体の異変で止まってしまいます。
たとえばお昼ご飯を食べない人の胃腸は、消化の必要がないため動きません!
これじゃ駄目なんです。
腸が程々に動いていないと「健康な腸内環境を保つ」にならないのです。
いくらヨーグルトや野菜を食べても補うのは難しいと思います。

身体を温めましょうと言いたいところですが、いつも温めていると今度は寒さに対応できなくなってしまいます。

なので『身体を冷やさないようにしましょう』。
お天気の良い日は外に出て太陽を浴びましょう。
天気が悪い日は室内でできる程度の軽い運動がいいですね!

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