独居でも溜まり場があるといいね1
テレビで2世帯住宅での孤独死を報道していました。
同じ家屋に住んでいるのだから大丈夫、という油断から起きた悲劇です。
油断なのか気にしていなかったのかは、わかりませんが。
4∼5年前に比べて介護保険の認定が厳しくなりました。
85歳で本人が自分で歩けて同居人が居ると、持病があっても介護保険は殆ど受けられません。
そのためヘルパーさんや訪問看護に来ていただくことも、容易にできません。
しかし実際には”つかまり歩き”をしていて、身体の調子が良い時と悪い時があるはずなのです。
そして気遣う友人や他の身内も、同居している息子や娘夫婦に遠慮して、様子を見に伺う頻度が少なくなってしまいます。
高齢者に限らず、人と接していないと会話もせず暑さ寒さも感じなくなり、心と身体が朽ちてしまうように思います。
私も2世帯住宅は良いと思います。
親子と言えプライベートは守りたいです。
しかし2世帯の住宅を建てるとなると、建築費ももちろんのこと、それだけの土地面積を確保しなければなりません。
千葉県茂原市の田舎でも2世帯住宅は少ないと思います、人口の多い千葉市になるとなおさらです。
同居人に気を遣わずに、他人が高齢者と接することのできるような間取り設計を、上手く考えられたらいいですね!