都会の波
茂原市近郊から今年、都会の高校に進学したお子さんのお話です。
本人Hさんは頑張って長生村から2時間かけて通っています( `ー´)ノ
そして1年生に進学して間もなく、宿泊学習がありました。
場所は千葉県の鴨川市にある有名な大きなホテル、そこを学校が「貸し切り」にしたそうです(@_@)
驚くべき事態が起きたのは、朝食に「アジの開き」が出た時です。
1学年全員で600人というマンモス高校の生徒の殆どが、「アジの開き」に固まってしまったのです。
「なに~これ~、見た事ない~、どうやって食べるの~~~?」
という叫び声があちこちから聞こえているのです。
本人Hさんは、そんな声を無視して黙々とアジの開きを食べていました。
(田舎の子は大人ですね(^_^;))
すると誰かが、Hちゃん食べてる~~、すご~い、食べ方教えて~~~!!!
と皆が集まってきたそうです。
それからHさんは人気者になってしまいましたヽ(^o^)丿
「アジの開き」を初めて見た都会の子たちは、お米が田んぼで出来る事も知りません!
Hさんのお話では、同級生の殆どの子の両親の年齢が、50歳半ばから60歳代だそうです。
そしてひとりっ子が多いのです。
両親が60歳代のため、お爺ちゃん御婆ちゃんは既に他界されているご家庭も多いです。
更に両親もひとりっ子が多いらしく、”親戚”があまり無いそうなのです。
叔父さん叔母さんがいないのです、当然従妹もいません!
そんな家系環境で育った子が都会には多いらしいのです。
”自然から学ぶ”きっかけが無かったのですね。
Hさんがいろいろ教えてあげないと!