3代目ゴールデンレトリーバー➀
14年間我が家で一緒に暮らしていた、2代目のゴールデンレトリーバーとラフコリーが旅立ちました。
2021年8月に2代目ゴールデンレトリーバーを見送り、昨年2022年10月にラフコリーを見送りました。
いつかはこの日が来ることを承知して犬を飼うのですが、別れは苦しいものです。
その頃は私の両親も健在で、娘2人との6人家族です、そこに2歳の大型犬が2頭いたものだから、とても賑やかでした。
娘たちが巣立ち、やがて両親が他界して、私達夫婦と2頭の大型犬が残りました。
犬たちのおかげで全然寂しくありません。
やがて2頭の大型犬が老犬になり、家の中をバタバタと闊歩することもなく、ゆったりと4人でコタツを囲む生活が楽しかったです。
この時間が続くよう願いました。
しかし、その願いは叶わず、私達より後から生まれたにも係わらず、私達より先に旅立ちました。
悲しみを超えて、ポカンと穴が空いたような日常が訪れます。
自宅の向かいにある「楽楽屋」で整体施術を終え、母屋に帰るとし~ンとしてます。
夫婦の会話も必要な事しか喋らない感じで、黙ってテレビを見ています。
このままではイカン!
ゴールデンレトリーバーの女の子が欲しい!!!!!
さすがに60歳を迎えた私達は今から2頭飼いはできません。
ラフコリーにも未練はありますが、ここはゴールデンレトリーバーでしょ。
そしてブリーダーに相談したり、インターネットで飼育犬舎を探したりと情報を集めました。
しかし出た答えは、コロナ禍で在宅ワークが増えたためペット需要が多く、犬がいない。
仮にいたとしても『40万円』也。
犬の値段じゃありませんよ。
声を大にして叫びます「コロナのバカヤロー」。
ある日楽楽屋の患者さんで、ドッグトレーナーの方が整体施術を受けにお越しになりました。
お話を伺うと「犬の躾」の需要が増えてとても忙しいそうです。
在宅で家にいるからと、犬を飼ったのはよいけど、躾が出来ない飼い主さんが多いらしいのです。
私はSNSで「ゴールデンレトリーバー倶楽部」というサークルに入会しているのですが、そのサークルでは保護犬のゴールデンレトリーバーを迎え入れている方がけっこういらっしゃるのです。
犬を飼ったけれど躾ができない。
犬を飼ったけど在宅ワークではなくなり、飼えなくなった。
犬を飼ったけど自分が病気になり面倒を見れなくなった。
などの理由があるそうです。
それにしても、ゴールデンレトリーバーは人気があるため、保護犬でもすぐに里親さんが決まってしまうのも実情です。
最初は保護犬だと、生後2か月頃の一番カワイイ時期に接することが出来ないし、社会化期に躾が出来ていないと飼育が難しいのでは?と敬遠しておりました。
なにしろ、生後2か月頃のゴールデンレトリーバーの子犬は『銀河系で一番カワイイ生物なのです』。
その時期を逃すのは…苦渋の選択です。
しかし逆立ちしても犬に40万円は出せません、出ません。
そして保護犬も含めての犬探しのスタートです。
ーーーつづくーーー