良い時代を生きられた60歳です

私が40歳の頃、60歳の人はお爺さんに見えました。

社会に係わろうとする姿勢が頼もしいと言うより、危なっかしい印象でした。

今から10年前に私が50歳の時に、30歳の男性が「最近の50歳は凄く元気が良いですね」と言っていました。

30歳の彼曰く、「今の50歳の人は10年前の50歳の人のとは全く印象が違う」。

「自分が付いて行けない程良く動くし、手際が良いし早いです」。

「いろいろな事を知っているし!」

だそうです。

実は当時、私もそう思ってました。

甘やかされずに厳しい環境で育ってきて、その上栄養が良いので体力がある。

風邪もひかない!

文句を言う口は悪いが、言っただけの成果を揚げる!

その50歳が今60歳になりました。

自分で自分に「もう60歳だよ、年相応にしていなさいよ」と言わない限り、脳ミソはヤンチャなままな気がします。

話を戻します。

私が40歳の頃、60歳の人が使っている「釣り具・釣竿」が古めかしく感じました。

確かに昔の釣り竿は素材も悪く重くて太いし、今の時代の釣り方とすり合わせる事が出来ません。

そういうスタイルのお爺さんは、やはり今の時代は魚が釣れない。

知識も昔のままなのです。

温暖化の影響も係わっているのか「釣り」そのものが難しくなってきています。

もちろん私が40歳の頃に、当時の最新の道具を使っているヤンチャ爺はいましたけどね。

一部の人です、金と暇のある人です。

釣りに於いての欲望の強い人です。

まぁ、それはそれで生き方なので良いですね。


さて、現在60歳になった私は40歳の人達から、やはり爺に見えていることでしょう。

自分としては別にどうでもよい事に感じます。

なぜなら「脳ミソがヤンチャ」だからです!

使っている釣り竿は、確かに最新のモデルではありませんが、私が40歳の頃の釣り竿は「頗る性能が良い」のです。

当時の国産メーカーの道具は殆ど日本で作られていました。

今の国産メーカーの道具は8割くらいは海外産です。

壊れたら壊れっぱなし。

高価な道具はメーカーで直しますが、あまり古くなると「部品が無いので直せません」と言われてしまう。

もっと高価な道具は、釣りとはあまり関係のない部分の素材に凄く良いもの使って、高額な道具となってます。

その分重いし。

あくまでも私が思う事ですが、今から20年前の道具が近年では軽さ・バランスなど一番良い時代だったように思います。


14歳のラフコリーと60歳私は自分が良い時代を生きたと思っています。

欲を言えばもう5歳位早くに産まれていたら、60歳から年金がもらえたのにな~。

30年前にデジタルの携帯電話が開発され、生活が変わりました。

この”時代の様変わり”を身体で感じた事を覚えています。

革命でしたね!!

しかしその後この20年で良くなったものは、Wi-Fiの普及と家電の便利さと自動車の燃費くらいでしょ!

私にとっては”どうでもよい”ものばかりです。

それよりも生活圏を良くしてもらいたいですね。

私の住む千葉県茂原市は、周辺の道路や景観は変わっていません。

「ゼッタイ幹線道路だろ」と思われる千葉➡茂原線(通称茂原街道)は1㎜も開発されません。

田舎暮らし、終の棲家として売り出された分譲地周辺の医療機関は、医師がいなくなり、身動きが取れない高齢者が困っています。

食品スーパーが減り、路線バスがほぼ無くなり、むしろ悪くなったかもしれません。

一部で開発が進んだ事で、相変わらず起きる水害に拍車がかかり、被害が膨らみました。

温暖化で九十九里海岸が無くなりそうです。

海の家から波打ち際まで、裸足では熱くてたどり着けなかったほど「海岸が大きかった」頃が懐かしいです。

整体や整骨屋も今ほど多くなかったので、電話帳広告で集客できたのになぁ。

今はwebだのITだの付いて行けません。

文句ばっかり言う60歳ですみません。

あと何年生きるかわかりませんが「最後に平和で良い時代だった」と思いたいですね!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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