1年に1度の昇段試験

茂原市をはじめ長生郡他大網白里市でまたまた大変な水害がおきました。

被災された皆様にお見舞い申し上げます。

テレビの報道で放送された被害の数倍の被害状況です。

どうしてちゃんと放送しないのか疑問です。


お書道のお話です。

50歳の手習いで始めたお書道も10年目となりました。

よくここまで続けてきたと思います。

整体施術の合い間の患者さんを待つ時間にと始めたお書道です。

それほど根詰めてやる気は最初からありませんでした。

いつ嫌になってやめてしまうか自分でも分からなかったので「道具にお金をかけない」と決めていました。

お書道の道具とは「筆」「硯」「文鎮」とか高い物はそれくらいだろう、と思っておりました。

10年間で一番高価な筆が5,000円です。

硯は大きめの物が必要になると聞いて、最初にお世話になった教室で勧められた700円の物と、本八幡にある「キョー和」という道具屋さんで買ったプラスチックの350円のものと、同店の「かな用」の1,500円の3つを使ってます。

しかし実際に一番お金がかかるのは「紙」でした。

高価な使いやすい筆で書けば「きれいな線が描ける」と言うのは理屈であって、それに伴う「腕」が必要です。

なので自分の身の丈に合った筆で良いのです、それなりで!

しかし、上手な人が高価な筆を使って、安い紙に書いた時、紙のせいできれいな作品にならないのですよ!!

逆に、私程度の技量の人が「良い紙」に一生懸命書くと、「白がきれいですね」と師匠が褒めてくれるのです。

なので、練習用の紙と提出用の紙が必要です。

私達が学校で習った漢字は「楷書」です。

それよりも古い漢字が「行書」で、更に古い漢字が「草書」です。

私がお世話になっている書道芸術院は、古典を中心とした指導なので「楷書」「行書」「草書」が課題になります。

長く続けていくと、それぞれに書きやすい紙が必要になってきます。

だからそれなりに紙の種類と言うか、字に合わせて書き上げた方が出来上がりが良いのです。

たくさん練習をすると、たくさん紙を使います。お書道の提出作品

この度、1年に1度の昇級試験があるのでたくさん練習をしました。

そして提出分もたくさん書いて、その中から1枚を師匠に選んでいただきます。

10年目で昇級できなかったら「もうやめちゃおうかな」と言う位置に自分を置いています。

結果は10月10日頃です。

 

 

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