仕事が仕事を教える
7月になりました!ってことは一年の半分が経過いたしました…早いですね(汗
お天気が冴えませんね、千葉県茂原市は現在くもり空、湿度75%です。
犬が洗えなくて、雨に濡れるたびにクッサイです(笑
さて、手技療法の仕事の基本と応用を学び、早20年。
私の若かりし頃の荒削りな施術で、満足されなかったであろう方々に、今もう一度お会いできたら…と悔やむことがあります。
お客様、患者様の訴える痛みの症状は十人十色。
「どうしてここの部位が痛いのだろう」と私も悩んでしまったケースは数え切れません、申し訳ありません。
まだまだ未熟者の私が、師匠の元を巣立つように離れ、距離もあってか徐々に疎遠になり、壁にぶつかった時に「今さら聞けない」状態になってしまいました。
しかし「出来ないものは出来ない」とか「分からないものは分からない」等と言っている場合では無く、容赦なしに私の手に余る症状の患者様がお越しになります。
施術を受けた方が「おっ少しいいかも、通えば楽になれるかな」と感じて頂ければ細いながらも信頼関係が芽生え、その細い信頼関係が切れないように太い物に育たせる。
心も身体も開き施術効果が高まって行く、と確信しておりました、今でもそう考えています。
しかし初回に「いいかも」と感じられなかった方はそうはなりません。
始めてお越しの方は表情も強張り緊張されています、その為自分の身体の痛みや違和感を具体的に、順を追って話して(言い表せない)くれません。
お仕事内容や、生活環境なども簡単な表現で、施術者の知りたい情報がとても乏しいのも現実です。
ここで私はこの情報だけで施術にとりかからずに、せっかく楽楽屋を選んで下さったのだから、訴える痛みの表現を噛み砕き、頭の中で整理するようにしています。
そしてご本人が日頃感じていなかった箇所を圧すなどして痛みを探しだし、いくつかの人体の構造学パターンにはめ込んでみる。
患者様からすると、「何故ここが痛いと分かるの?」という不思議が期待に変わり、「信頼の細い糸」を芽生えさせます。
緊張も解れはじめ、言葉数が増えてくる、とその言葉の中に私の欲しい情報があります。
自分が頭の中に描いた人体の構造学パターンがこの方にあてはまるという裏付けがとれてきます!
そしてそれになるべく答えられる施術をカイロプラクティックやオステオパシー・整体術で施す。
この「いくつかの構造学パターン」は勉強して教わったものではなく、まさに患者様、お客様の身体を施術させて頂いて得る事の出来た私の財産です。
もちろん良い結果に繋がるのは少し先になるかもしれませんが、信頼の糸はありますね。
ご相談お問い合わせ 0475-22-7147