学ぶ人を魅了する人

 温かい新年を迎えお喜びを申し上げます。
本年も皆様のお役に立てるよう日々学び努力いたします。
千葉県茂原市は霜がほとんど降りません、身体にやさしいお正月でした。
 30歳の頃、やんわりとした通り一遍の施術法を学び、整体として施術活動をしておりました。
しかし”当然人の身体の痛み”が改善できず、もっと凄い世界があるのではないかと調べ出しカイロプラクティック、カイロオステ技法に出会えました。
インターネットは始まったばかりの時代です、そこに情報と言えるものはありませんでした。
縁あって師匠に出会え20年になります。
 授業は予習がとても大切でした。
予習をしていかないと授業が全くわかりません。
大人が習う為、授業にのんびり時間をかけていられないのです。
カイロプラクティックを全く知らない私のような人の他に、そこそこ知っている人がいたり、学ぶ側のスキルが違い過ぎて、教える師匠も「このくらいの事は誰でも知っている筈の事」と判断なされ、割愛されてしまう場面もありました。
大変でした。
 時々その頃の事を思い出します。
しかし20年前に学んだ技法が今の時代に通用している事実に感謝しております。
ITやWebの世界は4ヶ月前の事が通用しないと言われています、これはこれで大変ですね。
 カイロプラクティックに凄い力で引き寄せられていた私は、師匠がホワイトボードに書き出していく門外不出の手順を一生懸命ノートにとっておりました。
次から次に書き出されていく事に置いて行かれないように必死でした。
そして師匠の書きだす字が、すごくきれいで丁寧に書いて下さっていた事を思い出します。
漢字も英語も丁寧に書いて下さったから、私が書き写すペースが間に合った気もします。
時々、教授という肩書きの方が(壇上に立つ練習のため)手順をホワイトボードに書き出すのですが、この方は普通の字でした。
丁寧なきれいな字は、書いた人を美化します。
 寺子屋式の授業で壇上に立つ人がいて、何かを学ぶということは大人になると殆どありませんね。
私の場合一応自営業のため、ときどき経営セミナーのような会場に参加する機会があります。
殆どがインターネット関係で、あまり夢中に受講するものでもありませんが。
この講師陣が最初に必ず言うセリフがあります。
「私はパソコンばかりやっているので字が汚いです、すみません」です。
こう言っておくことで “自分の汚い字をさらしていい” ということに勝手にしちゃうのですね。
壇上に立つ立場なのに字が汚くて恥ずかしい、などのかけらも感じ取れません。
むしろ「字なんて書くものでは無い、打つものだ」と言わんばかりです。
汚いと、下手とは違います。
下手なら丁寧に書いたら良いと思います。
汚く、わかりにくくしなければ良いんですよ。
そんな中でも決してお上手ではないけれど、筆圧があり丁寧にホワイトボードに図や文字を書く人の意見や体験談は聞く気になります。
 自分の言うことをよく聞き理解してもらう職業である、学校の先生は年齢と共にきれいで丁寧な字を書かれます。
さすがたたき上げですね、「実」があります。
勉強を学んでいる生徒や学生はごまかせません!
字がその人の “人となり”を語ることもあると思います。
時代は廻ります。

201614南房総市 安房神社

お時間が許せば、習い事も良いものだと思います。

 

パソコンばかりで書き順もわからない字が多いですよね。
右の画像は3日に初めて行くことができた安房神社です。
3日のお昼頃だったのですが大渋滞に驚きました。
さすがパワースポットですね(#^.^#)

 

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