あって良かった手すり・あれば良かった手すり
「家庭に手すりを取り付けるのは、お爺ちゃんお婆ちゃんになってからでしょ」と誰もが思っていますよね。
生前、両親が医療機関に通う頻度が増えてきて、徐々に介護が始まりました。
介護という経験が初めてなので、介護保険の手続きや介護用品の買い求め先もわからず、どうすればどうなるのか悩みました。
先に父親が病に倒れたのですが、プライドのある父親は「介護」という言葉を決して受け入れず、せっかく納めてきた介護保険を使いませんでした。
しかし生活の中でトイレや玄関に「手すりが欲しい」と言ったので、私がホームセンターで手すりを買ってきて取り付けました。
私は工具の取り扱いに慣れているので、簡単にできましたが、工具が無かったり慣れない人には難しい事だと感じます。
そしてホームセンターにある品物は1点物で型が選べず、狭い個所ではかえって邪魔になる場合もあるし、階段などの斜め箇所では取り付け不可となってしまいます。
右の画像は上がホームセンターで買ってきた手すり。
手前に大きく出ます。
下が介護用品店で現場に合わせた手すり。
あまり前に出ず、通路が確保できます。
介護保険を使う歳ではないけど、手すりがあったら便利だと思う箇所ってあります。
手すりがあったら便利だと思うように感じてきた箇所ってあります。
後に母親の介護の際にお世話になった茂原市内の介護用品店にお話を伺いました。
1か所でも2か所でも保険を使わなくてもご相談いただければお宅まで伺います」と言っていました。
専門家が見ればどのような器具が良いか判断してくれます。
手すりの形状なんて気にした事もないですね、でもかかわってみるとホームセンターの商品では該当しない場合が多いのです。
何となく入りにくい介護用品店、縁の無い人にとっては変なムードを感じます(笑
ディーラーや不動産屋に入るのと一緒です。
ご用があったら相談してみましょう。