もうすぐ60歳、そこに感じる身体の変化
私が手技療法の仕事を始めたきっかけは、30歳頃に腰を壊し、茂原市内の病院でレーザー蒸散法という手術を受けても治癒することなく、途方に暮れていた時に出会った”カイロプラクティック”の効果に魅了されてからです。
お時間がありましたら、”私と手技療法の出会い”をご覧ください。
そして35歳頃は、カイロプラクティックを身に着けるために必要な「施術者としての身体づくり」に夢中になっておりました。
もちろん人並みに20歳代の頃とは違う「身体の疲労」を感じてはいたのですが、「身体づくり」をしているうちに、体幹が付き、姿勢が良くなり、毎日たくさん歩いていたことで脚力も付き、身体が軽く感じていた記憶があります。
40歳を迎える頃は、私の人生で一番体調が良かった時期かもしれません。
整体や手技療法を施す者として、自分の身体が不調であったら、人の身体を良くしてあげるどころではありません。
自分の体調がカイロプラクティックにより回復したことで、人の身体の痛みに向き合えるようになりました。
自分が腰を痛め長い期間に渡り”坐骨神経痛”に悩まされた経験で「自らの腰の痛みの表現の難しさ」をも理解しているつもりです。
腰が痛いのだけど、何処が?と聞かれても此処と言えず、骨盤の中の芯が痛いような、言い表せないじれったさがあります。
楽楽屋の患者さんに「何処がどのように痛いのか」尋ねる際に、自分の腰痛経験は良い財産となっております。
まぁ、良いんだか、悪いんだか(笑
しかし、それから10年。
時期が来たら進学するかのように訪れた『激しい肩の痛み!!』
49歳6ヶ月から6ヶ月間に渡り、五十肩に苦しめられました。
寝ても痛い、座っていても痛い。
他人の運転する車には乗っていられない。
当時、パソコンのお勉強で電車に乗る機会が多かったのですが、電車のつり革なんぞとんでもない!
患者さんの頸椎施術で頭部を把持する体勢は、涙が出るほどでした。
この痛みは人によって違います。
とても差があります。
人は人、自分は自分です。
しかし、転んでも只では起きない私は、自らの痛みと向き合い、重症な五十肩の治療法を確立しました。
「着替えも出来なかった」と言う楽楽屋の患者さんの肩も綺麗に挙がってます。
現在59歳と8ヶ月、今度は何が来るかな。
平和でありますように。
右の画像は本文とは全然関係ないですが、初めて上手に育った大根です。
茂原の住宅地の狭い畑で良くできました!!