今時の自動車はスペアタイヤが無い
知りませんでした。
楽楽屋の整体の患者さんとの会話の中で初めて知ったのですが、いつからか今の市場を走る乗用車にはスペアタイヤが搭載されていないのですね。
私の頭は”昭和”で止まっています。
検証するべくディーラーにお勤めの方に確認しました。
もしパンクしたらどうするのかと問うと、シガーライターにポンプの電源を接続して、ポンプでタイヤ補修液をタイヤに注入するのだそうです。
しかし長い距離は走行出来ず、更にその補修液を注入したタイヤは2度と使えなくなるそうです。
タイヤに穴が開いたくらいで、タイヤが使えなくなるのはどうしたものでしょう。
その補修液を使いたくない場合はどうしたら良いのかと問うと、「ロードサービスを呼んで近くの整備工場に行って下さい」。
だって!
タイヤのパンクくらいでロードサービスって。
近年女性ドライバーも増えて、パンクした時にスペアタイヤが搭載されてあっても、現場でタイヤ交換が出来ない人が多いらしいのです。
その結果ロードサービスが利用されているのだそうです。
自動車メーカーは”燃費”という名目を掲げて「車体の軽量化」と言って、スペアタイヤを搭載しない事にしたそうですが、実際には廃車になるまで使わなかったタイヤの処分費が大変だからだそうです。
しばらくの期間に利用されていた”小さいスペアタイヤ(テンパータイヤ)という製品がありましたね。
タイヤメーカーにお勤めの方に聞くと、自動車メーカーから「この値段でスペアタイヤを作れ」という圧力があって安くて変なタイヤになってしまったそうです。
それぞれの立場から色々な意見が出て、その結果スペアタイヤが無くなったようですね。
さて、私はどうしたら良いのだろう。
パンクくらいでロードサービスを呼ぶと、いくら位かかるのだろうと思っていたら、患者さんより「保険でできますよ、先生も保険に入ってるんじゃないですか」と言われ、それは保険屋さんから聞いてないなと一応確認してみました。
保険屋さん「180kmまでロードサービスが無料になってますよ!」
私「え~そうなの?聞いてないよ!」
保険屋さん「言いました!!!」
私「はい…」
180kmと云うと、山梨県の河口湖辺りでパンクしても、千葉県茂原市の整備工場まで無料って事ね。
そんな保険に入っているのか、凄い時代だ。
初心者マークの増える時期ですね、お互いに安全運転で参りましょう!
ちなみに私は心配性なので、自分の自律神経の安定のためスペアタイヤを搭載しています。