大怪我から5年 足元の灯りは大切です(前
楽楽屋の駐車場で転んで5年が経ちました。
いまだにブロックがもう少し右にあったら『頭をぶつけて死んでいたな』と反省する毎日でございます。
私が急に死ぬと釣り具の整理などで、残った人が大変だと思います。
きちっと死期を見極めて、終活してからにしたいと考えております。
まだ健康なのでもう少し世の為、自分の為に生きて行くつもりです!
ただ”科捜研の女”や”相棒”を見ていると、突き飛ばされた衝撃で倒れ、たまたま足元にあった石に頭をぶつけて死んでしまうシーンがよくあります。
自分が転んだ場所を通るたび、あのシーンが頭を過ぎるのですよ。
さて命を守ってくれて犠牲になったのが、左手の中指です。
命は守れたけれど、手技療法という仕事をしている私にとっては致命傷です。
大怪我です!
左手中指の爪が全て剥がれパカパカで、血がダラダラ。
18時ちょうどに転んで、18時10分に茂原市じゅうの外科と整形外科に電話をしたのですが、「診察時間は18時までです」と断られました。
たった10分じゃん「今から5分で行かれる」と言っても断られました。
すごいですね~この徹底ぶり(-.-)
1件だけ18時30分まで診察をしてくれる整形外科があったので、家内に連れて行ってもらい、レントゲンを撮り洗浄消毒をして、抗生物質のシートを貼ってもらって帰ってきました。
実はあまり行きたくない医院だったのですが、しかたがない。
医師が診察して「この抗生物質のシートで押さえておけば、この爪はくっ付きますから」と言い出した。
「くっ付くわけね~だろ」と言いたい気持ちを抑えて、化膿止めが最優先なので、その処置をしてもらいました。
二度と行かない。
次の日、当然楽楽屋の整体の予約が入っております。
と言うか、昨夜私の診察中にも、転送で家内が予約の電話を受けていました。
明日の予約更に「受けちゃったの?」
朝になって、何もしなければ痛みはありません。
ただ出血が止まらない。
近所の外科に理由と昨夜の状態を説明して、朝一でセカンドオピニオンをしていただきました。
私が行きたくなかった整形外科の名前を出すと、ドクターは嫌な顔をして、看護師さんにこの包帯を全部取るように指示をしてパソコンに向かってしまいました。
あなたもあそこの医者が嫌いなの?と思い共感しました!
ここの外科にも昨夜、断られてますけどね。
ドクター「この爪の下が断裂しているから、なるべく早く爪を取った方がいい、爪の下が化膿する可能性がある」。
弱い出血が止まらないで、変な色になっている爪の下が、私も気になっていました。
そして、ちょうどその断裂している一番痛い所で、かろうじて爪が皮膚とくっ付いています。
この爪を取るにはパカパカの爪の間から小さいハサミを差し入れて、チョキンだそうです。
しかし、「指先に触れられるのも怖いので、今はいや」という私にドクターは「打撲をしているから炎症が少し治まってからにしましょう」。
昨夜のグルグル巻きの包帯と打って変わって、絆創膏とテーピングだけ。
保護が簡易的になったため、中指の腹側は圧してもあまり痛くない事に気付き、どうせ取れてしまう爪だけど、今は腹側からの圧迫の支えになっているように思えました。
ーーつづきーー
次回爪を取ります。