誰かの介護をしてきた人と介護経験のない人
昭和初期の時代は、兄弟が多い家庭がたくさんありました。
その子達が育ち、やがて独立して家庭を持ち、実家とも縁遠くなっていく。
実家の両親は、家を継いだ子が面倒を診る事に自ずとなっていく。
現在令和4年です。
昭和で計算すると、昭和98年かな。
たとえば昭和15年生まれの人は、現在83歳となりますね。
83歳でまだお元気な方はたくさんいらっしゃいます。
しかし病気をしたり、膝や腰が痛くて思うように身体が動かせない83歳さんもいます。
徐々に”介護を受ける”時期になっていきます。
昭和初期に兄弟の多い家庭に産まれそして独立し、実家の両親の介護をしてこなかった83歳さんであれば、「介護」と言う言葉に実感が無いかもしれません。
自分が病気や腰痛で思うように身体が動かせない83歳であっても、「介護」と言うカテゴリーに治まると思っていないかもしれません。
自分の生活圏にある歯医者も内科も整形外科も買い物も、家族の手を煩わせること無く自分で行くことができる。
けれど、行き慣れない遠くにある総合病院は子供に連れて行ってもらう。
子供さんが同居しているか近くに住んでいれば良いのですが。
仮に同居していても、83歳さんの息子であれば働き盛りの50歳代と思われるので、そんなに頻繁に会社を休めません。
そのため自分の子供に自分の用事を頼むことを躊躇するようになります。
ご自分の両親の介護を経験してこなかった本人は、「自分自身に起きている不都合さ」をどうして良いか悩んでしまいます。
子供も介護経験がなければ、自分の親の様子をいつも気にしてるわけにもいかず、親が何に困っているのか気付かない状態が続きます。
実の娘であっても、オムツを履かせてもらうのは気が引けると思います。
まして、息子や息子の嫁さんだとなおさらです。
息子や息子の嫁さんの前では気持ちが張り、「何も困っていない」と装います。
子供の方から寄り添ってあげて、本人の本当の身体や精神の状態を感じ取ってあげるべきだと思います。
右の画像は我が家の愛犬です。
現在、14歳で介護中です。
私達は両親と大型犬3頭を介護してきました!
色々な人がいます。
70歳代で脚が痛いと医師に告げて診断書を書かせ、杖で歩き身体の不自由を演じて、介護認定を受けている人がいます。
一人暮らしなのにですよ。
しかも歩いてコンビニに行ってます。
自分の事は全て出来るのに、茂原市はその人に介護認定をしています。
介護認定の審査の時だけ病人になるのだろう。
要領が良いのです。
茂原市の職員はズボラです。
こういう人にナメられてます。
もっと困っている人はたくさんいるのに!!
この世は弱い物には冷たいね。