首こりと自律神経
私達の身体の各部位と脳は、お互いに指令をやりとりしています。
その連絡路の中でとても細い首、この首の中を重要な神経や血管が往来しています。
そのため首が凝ってしまったり、痛めてしまうと指令のやりとりがスムーズにいかなくなります。
首の中でもっとも凝りやすい大きい筋肉群が、胸鎖乳突筋と頚椎(首の骨)を支える起立筋群です。
胸鎖乳突筋は、耳の後ろから首の側面を通り鎖骨から胸まで、首を斜めに通る帯状の筋肉です。
これらの筋肉を丁寧に無理なく解して刺激すると、凝っていた首の後ろの筋肉から、肩・背中まで緩めることができます。
楽楽屋ではこの状態でカイロプラクティックを用い頚椎と胸椎(寝中の骨)の調整を行い、更にほぐれた状態が安定するよう努めております。
そして、これらの筋肉がほぐれ解消されると肩こり・頭痛・めまい・耳鳴り・不眠・胃腸不全など、多くの症状が改善に向かいます。
自律神経のバランスを司る迷走神経
胸鎖乳突筋と頚椎(首の骨)を支える起立筋群の周囲に迷走神経が通っています。
迷走神経は、脳から腸にかけてほとんど全ての内臓を支配している神経だと言われています。
更に、迷走神経は心身をリラックスさせる副交感神経を優位にする役割も持っているそうです。
「楽楽屋の帰りにお腹が空いた」とか「家に帰ってトイレに直行した」などとよく言われます(笑
睡眠不足は夏バテの天敵です、栄養を摂って首こりを解消して、良く眠れますように!