1962年3月10日53歳 寅年でございます

  3月10日と言うと高齢のお客様は70年前の東京大空襲が連想されるようです。
良い記憶ではありませんよね。
そしてその20年後に東海道新幹線が開通いたしました。
関係ない話ですが、私は東海道新幹線の開通する3年前に生まれ53歳になりました。
そして今週末北陸新幹線が開通しますね\(^o^)/
3月は年度末でもあるため、時代が動く「節目」のような気がします。
私の誕生日は時代の節目とは全く関係ありませんが(笑
 2日前私と同じ誕生日のお客様がお越しになり、お互いにお祝いの言葉を交わしました。
すると31歳になる彼女が、「先生、私たちは松田聖子と同じ誕生日なんですよね」と切り出してきました。
私より22歳も若い女性が松田聖子の誕生日を知っているのか、と思いましたがやはり自分と同じということで招致していたのでしょう。
せっかくその名が出たので、「実は私は松田聖子と年も同じなんですよ」とお伝えすると、さすがにビックリされていました。
「同じ生年月日で彼女はスーパースターで、私はしがない田舎の自営の親父、何が違うんでしょうね(笑」と皆で爆笑しておりました。
すると31歳のお客様が「先生は私にとって無くてはならない存在なので、そんな事言わないでください」。
と言われてしまいました(涙
ありがとうございます。
 こんな私でも誰かの役に立っているのだな、と自分の選んだ道を再認識する事ができました。
 カイロオステ技法を学ぶために費やした費用は、国家資格である柔道整復や鍼灸師のカリキュラムと殆ど同じで、私にとって精一杯の出費でした。
時間に於いては2倍かかっております。
もし、これをハズせば人生後が無い状況でした。
手堅く国家資格を取得すれば、とりあえず飯は食える?とも思いましたが、それでは「何処の施術も同じ」の仲間入りです。
それではただの金儲けなので絶対に嫌だと思い、選んだカイロオステ技法はとにかく学ぶ事が難しい施術のため途中で、「この先どうなるんだろう、開業できるのかな」という不安と残り少ない生活費に怯えてしまった事もありました。
それから5年後になんとか開業に漕ぎついたのですが、特殊な施術のため「顧客様」に恵まれるまでに長い長い我慢の日々が続きました。
 先日茂原市在住のお客様が、「自分の家から車で40分以内で行かれる整体を全て回った」と仰っていました。
「でもね先生、こちらと同じ矯正をしてくれる所は1件もありませんでしたよ」と、これまたリアルなお言葉を戴きました。
ありがとうございます。
  まだまだ未熟者のため、すべての症状に良い結果は出ておりませんが、少しずつですが進化を続けながら、自分に出来る事を貫いて参ります。

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