アボカドを醤油で食べるとマグロの味がする説
高校を卒業して最初に就職したのが、西武グループの食品会社でした。
42年前ね。
で、西友というスーパーの青果売り場に勤務しました。
茂原市近郊には無い店舗なので、総武線沿線の駅前が多かったかな。
42年前とはいえ、東京の池袋のバイヤーが仕入れをしていたので、見た事のない果物をたくさん食べました。
その頃から「アボカド」という野菜?果物?が入荷され、バイヤーが「トロの味がするんだよ」と、自慢げに言ってました。
早速職場のスタッフと魚屋と肉屋も呼んで、のん兵衛の食品課の課長と係長も来て、そのうち何でも食べたがりのレジのおばちゃんも来て、庶務課のお姉ちゃんも来て、みんなで醤油をつけて食べてみました。
その時の全員の脳に『青臭いだけの”クソ不味い”もの』という印象が見事に刻み込まれました!!
私にとって、未だに野菜なのか果物なのか「どっちでもいいもの」です。
子供や犬が、初めて食べてすごく不味かったものを「2度と食べない」。
それと同じです。
もう1度申しますが42年前です。
その頃茂原市に「アボカド」なんてありません。
「クルマもそれほど走ってねぇ」「カラオケはあるけれど、かける機械を見た事ねぇ」時代でしたから(笑
月日は流れ、今では寿司ネタや炒め物、その他見た事のないお料理に幅広く使われていますね。
何と言っても栄養豊富がキーですね。
栄養の豊富な食材を何とかして食べる、食べようとする日本人の強いところです。
私だって犬や子供では無いので、栄養豊富なアボカドを「あれ以来見向きもしない」わけではありません。
整体、カイロプラクティックという職業柄、食べ物の好き嫌いがあってはいけません!
美味しい物を食べる事は人生の楽しみです。
あまり美味しくないものでも「美味しくして食べる」のです。
それが栄養豊富な食材であるなら、なおさらです。
私は「釣り師」です。
釣った魚を現場で〆て、冷蔵して食べるので美味しいに決まってます。
白身の淡白な魚の味を損なうことのないお醤油を選んで、白身の淡白な魚の「旨味」「甘味」を楽しみます。
「カツオ」が大好きなのでカツオに合うお醤油を選びます。
「マグロ」の中トロや上赤身にも、それに合うお醤油を選びます。
25年位前かな、家内も娘たちもアボカドのサラダが大好きらしく、よく食卓にあの「野菜なのか果物なのかどっちでもいいもの」が登場するようになりました。
ちょうどその時、私はマグロの赤身を(それに合うと自分で思っているお醤油)で食べていました。
ワサビは市販の「粉ワサビ」です。
昔、仕出し屋さんでお刺身の盛り合わせを注文すると、大皿の端っこに「べったりと付けてくれてたやつ」です。
最近は仕出し屋さんが残念ながら姿を消してしまい、食品スーパーでお刺身の盛り合わせを注文するようになり、ビニールに入ったワサビで少し寂しい気がします。
私は天然の生ワサビより「粉ワサビ」の方が、赤みのお刺身には絶対に合うと思っています。
そして、マグロにあう風味の強いお醤油と粉ワサビで「あの野菜なのか果物なのかどっちでもいいアボカド」をもう1度食べてみました。
「決してトロではない、マグロの味はしない!!」
その前に「食感」が嫌です、「紙粘土」です。
ためしに翌日家内に「硬い、とにかく硬いアボカド」を買ってきてもらいました。
薄くスライスして、昨日のお醤油と粉ワサビときざみ海苔で食べてみました。
パツンパツンと硬くて良い食感で、とっても美味しいではありませんか(≧◇≦)
それ以来、硬い硬いアボカドは、良いおつまみになりましたとさ。
基本的には輸入商品ですが、日本産は10月頃からが旬になるそうです。
栄養豊富なアボカドを どうにかしてたべましょう!
すみません、画像はパイナップルです。
沖縄産で頭が5つありましたので、何でもやってみたい家内が植えてみました。
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